プラセンタ　アミノ酸

コラーゲンの効果を高めるにはアミノ酸を同時に摂取するのがとてもいいという話をしましたが、もちろんプラセンタの効果を高めるのにも役に立ちます。

プラセンタはコラーゲンと違って単体でも効果がありますが、アミノ酸を一緒に摂ることによって、その効果をさらに高めることができます。

では、そのアミノ酸とはそもそも肌にどんな風に作用し、美肌・美白の効果を生むのでしょうか？

プラセンタそのものからは少し離れて、アミノ酸に着目してお伝えしていきます。

Natural Moisturizing Factor(以下、ＮＭＦ)は、人体にもともと備わっている天然の保湿成分です。
結論からいえば、これの主成分がアミノ酸です。
皮膚の角質層の水分(セラミドなど)を保つ働きをしています。

逆に言えば、アミノ酸の不足はこのＮＭＦの不足を引き起こすわけです。

また、加齢やターンオーバーの崩れからも減少していきます。

アミノ酸のうち、プロリンやリジンはコラーゲンの原料となっているものです。

つまり、コラーゲンを外から摂取した場合、それが分解されたときに、プロリンやリジンになるかどうかという問題と、そのプロリンやリジンがちゃんと作用するように、他のアミノ酸も十分摂れているかという問題があります。

他のアミノ酸がしっかり摂れていれば、プロリンやリジンの働き・効果もじゅうぶん得られるわけですが、逆に摂れていない場合は、たとえ摂取したコラーゲンが再びプロリンやリジンになったとしても、その効果を発揮することはありません。

アミノ酸スコアが最高値　ヒロソフィー神のプラセンタ

プロリン(ヒドロキシプロリン)やリジン以外ですと、以下のようなものがＮＭＦの成分となっています。
具体的に覚える必要はありませんが、参考までに。

グリシン(トリメチルグリシン)・アラニン・アルギニン・セリン・イソロイシン・グルタミン (ラウロイルグルタミン酸)などなど。

アルギニンやイソロイシンなどは聞いたことがある方も多いのではないでしょうか？

コラーゲンそのものよりも、コラーゲンの原料となるアミノ酸を取ることで、ＮＭＦを補い、ターンオーバーや新陳代謝を正常化させることに役立ちます。

髪の毛の８０％もアミノ酸によってできているので、シャンプーや紫外線、その他の髪に与えるダメージの修復にも、アミノ酸は役に立っています。

バランスの取れた食事を摂れない方は、サプリメント等で上記のアミノ酸を積極的に摂っていくことで、コラーゲンやプラセンタなどの美肌効果を保つことができます。

身体を作る基本要素ですから、しっかりとアミノ酸を補充し、ＮＭＦで潤いを満たしてください。

また、体内で生成できない重要な栄養素のひとつにビタミンＣがありますが、これも今さら言うまでもなく非常に重要です。

ビタミンＣが「接着剤」のような役割を果たして、アミノ酸を結合することでコラーゲンは生成されるため、アミノ酸とともにビタミンＣを摂ることも、美肌効果を保つためには必要です。

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