馬プラセンタってどうなの？
動物由来のプラセンタの種類として、比較的多いのが馬、豚、羊です。
馬プラセンタを原料にしているところは「馬が最高級」といい、豚を原料にしているところは「人に近い豚がいい」といい、羊を原料にしているところもまた羊プラセンタを絶賛しています。
プラセンタサプリの各メーカーは、当然それぞれの原料にしているプラセンタを推したいわけですから、他のに比べて自分たちが扱っているものが優れていると宣伝するのは当然のことです。
ですが、それだと我々消費者は何がいいのかがわかりません。
そこで、馬、豚、羊のそれぞれの長所と短所を可能な限り集めて、比較できるようにしていきます。
まずは馬からみていきましょう。
ちなみに牛のプラセンタはＢＳＥ騒ぎ以降一切使われなくなりました。
馬プラセンタの長所
馬プラセンタの最大の特徴は、豊富なアミノ酸です。
豚プラセンタに比べ種類も多く、量的には２５０～３００倍ものアミノ酸を含みます。
また、馬は一度の出産で平均的に１頭しか子どもの産みませんが、豚は１０～２０匹も出産します。
それ故、より栄養素が濃縮されていると考えられています。
また、馬は生肉で食べられることからも分かるように、衛生面でも安心できます。
単純に、馬プラセンタの長所としては「栄養豊富」「衛生面での安全」「希少性」などが挙げられそうです。
馬プラセンタの短所
希少価値が高く栄養価が高いがゆえに、値段も高くなってしまうのが短所といえます。
また、原材料が高い分、濃度を薄めている場合も少なくありません。
プラセンタとプラセンタエキスが違うものであることは説明しましたが、馬プラセンタのなかで異様に安いものは気をつける必要があります。
やはり、まともな馬プラセンタを選ぶと、１ヵ月分が１万円以上のものが多くなってしまうのが難点といえば難点です(売れている商品は安くできますが)。
細かいことに捕らわれ過ぎないことが大切
また、キルギス産の馬が原料の場合、国産サラブレットが原料の場合でも値段は異なりますし、さらにいえば生成方法・製造方法によって効果・作用も異なってきますので、細かいことを言い出したらキリがありません。
とはいえプラセンタが本来持つ効果は間違いなく備えているので、『プラスα』部分にあまりこだわり過ぎるのも考えものです。
身も蓋もない結論になってしまいますが、様々なサプリメントのお試し版を使ってみて、自分に合うものを見つけるのが一番手っ取り早いでしょう。
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