プラセンタ 副作用

基本的には副作用はないはずですが…

健康補助食品として注目を集めているプラセンタですが、医薬品としても使われていることは有名です。
更年期障害と肝機能障害の治療に使われていることは当サイトでも説明しました。

 

これは、逆に考えれば医薬効果があるということで、原則的に「副作用のない医薬品は存在しない」ということを敷衍すると、プラセンタにも副作用は存在すると思っていいでしょう。

 

ただ、アレルギー反応以上に不安を持つ必要はないと思います。
サプリメントで摂る上では、ほとんど副作用はないと捉えて差し支えありません。

生物由来製品です

狂牛病騒ぎがあって以来、牛のプラセンタは使われなくなりました。
プラセンタは胎盤が原材料ですので、クロイツフェルトヤコブ病の感染の可能性は割と高め(5段階中3番目)です。
そのため、一切の使用が禁じられました。

 

基本的にはほぼ心配はないものと見て問題はありませんが、注射にてプラセンタを摂取する場合にはいくつかの感染症の危険性が存在することは知っておいた方がいいでしょう。

 

とくに医薬品としてのプラセンタは人の胎盤を使った【特定生物由来製品】です。感染症のリスクがある旨の説明を医師から受けるはずです。

注射で摂取した場合は献血できません

人の臓器に由来するものを摂り入れた場合、輸血の制限があります。
これを鑑みても、注射でのプラセンタ摂取はリスクがありますので肝機能障害や更年期障害以外の方はサプリメントで摂ることをお勧めします。

 

ただし、今のところ注射による感染事例は報告されていません

アレルギー反応が心配な方は医師への相談を

上記にも書きましたが、プラセンタの副作用はアレルギー反応であることがほとんどです。
これは、人為的に摂取するたんぱく質に抗原性があるためで(いわゆるアレルゲン)、これによってアトピー性皮膚炎や赤い発疹などが現れたという報告例があります。

 

ただ、プラセンタには免疫寛容性というものがあり、摂取を続けていくことでアレルギーが徐々に消えていくとされています。
あまりひどくない場合は、少量ずつ使っていくのもアリでしょう。

 

それと、商品によってはプラセンタ以外のものも含まれていますので、もしもかゆみや発疹が収まらない場合には、別の製品を試してみるのもいいかもしれません。
ただし、軽微でない場合は即座に医師へ相談してください。

結論としては、副作用の心配はほぼありません

理論上は注射でのプラセンタ摂取は感染症のリスクがありますが、重篤な副作用の事例はまだありません。

 

また、軽微な副作用の場合はすぐに収まることがほとんどだそうです。

 

注射の場合は医師の相談は必須ですし、保険治療であれば救済制度もあるので神経質になる必要はありません。

 

サプリメントで摂っている限りは、副作用の心配はほとんどしなくてもいいと言えるでしょう。

 

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